人狼について

人狼伝承

  • 寝付けずにいる子供に、老婆はしぶしぶと
    「じゃあ、お話を聞かせようか」と話し始めた。

  • ほら――、オオカミの遠吠えが聞こえる。

    昔から、この近くの村々には『人狼』という怪物が現れるんだよ。
    夜になると、人間をつかまえて食べてしまう、恐ろしい魔物さ。

  • 実はね、人狼は昼のあいだ、人間の姿をしているんだ。
    村人のなかにもともといるのかもしれない。

    ある日、突然、月の光をみると、血が騒ぐんだろうね――、
    仲のいい友達だろうが関係ない、
    いつのまにか人狼だった、ってことがあるみたいだよ。

  • 一晩に、ひとり。やつらは人間を食べる。

    そうやって、村人が減っていって、人狼の方が人数が多くなると、
    とたんに正体をあらわして、村を滅ぼしてしまうんだ....

  • そこで、だ。

  • この近くの村ではみんながそうしている恐ろしい習慣がある。
    村が全滅させられるまえに、なんとかして人狼を処刑する、という方法なんだ。

    昼間は人間の姿だ、正体は分らない。

    でも、
    「どうも、こいつの行動は怪しい」
    と村のひとびとが、処刑すべき人に投票していくんだよ。

  • もちろん、間違うこともあるのだろうさ。

    でも、しかたがないね、村が滅びてしまうよりは、
    少しくらい間違えてでも人狼を退治してしまわなければならなかったんだから。

    でもね、人間側だって負けちゃいない。

    人狼がその血に目覚めると、村人にも特殊な力に目覚めるやつらがいるのさ....

  • ――さ、今日のお話はこれでおしまい。

    早く寝ないと、人狼だと思われて吊られてしまうよ。

  • その翌日、老婆は無残な姿で発見された....

    あなたは何に目覚めるのだろうか....

 

人狼ゲームとは?

概要

このゲームは、複数人のプレイヤーの集団を「村」に見立て、村の存続を目指す「村人陣営」と、村に紛れ込み全滅をもくろむ「人狼陣営」とに分かれ、推理や説得によってそれぞれが勝利を目指すゲームです。

村人陣営は、言葉の端々や表情、しぐさなどをとらえて誰が人狼であるかを推理していきます。

人狼陣営は、村人に正体を見破られないよう注意しながら、村人を襲撃していきます。

※特殊ルールとして、村人陣営と人狼陣営の争いを利用して独自の利益を追求する「第三陣営」が加わることがあります。

互いの推理を話し合い、ときに嘘を交え、さまざまな会話の手法を楽しみながら進めていくゲームです。

勝利条件

属する陣営によって勝利条件は異なります。また、処刑や襲撃にあうとプレイヤーは「死亡」扱いとなりますが、死亡しても属する陣営が勝利すれば、死亡したプレイヤーも勝利となります。

村人陣営

人狼陣営の勝利条件が達成されるまでに、人狼をすべて処刑すること。

人狼陣営

[生存している村人の人数≦生存している人狼の人数]にすること。

※「狂人」は人狼の人数に含まず、村人として数えます。

第三陣営

配役により異なります。

 

ゲームの流れ

ゲームセッティング

役職カードが配られ、自分がどの陣営に属することになるのか決定します。

はじまりの夜

ゲームマスター(GM、進行役)が配役を確認し、人狼や共有は仲間を確認します。

 

昼の時間

誰が人狼であるか推理を出し合います。また、夜の間に能力を発揮した人は報告したりします。

夕方の時間

処刑したい人にそれぞれが投票します。最も多く投票された人が処刑されます。

夜の時間

人狼が村人を襲います。また、能力を持っているプレイヤーは能力を発動することになります。

 

ゲーム終了

昼の時間、夕方の時間、夜の時間を繰り返し、勝利条件が満たされるとゲームが終了します。

 

役職説明

村人

陣営
村人
役説明
特殊能力をもたないただの村人です。「自分が人狼でないこと」しか情報を持ちませんが、推理と投票によって村の存続を守るために行動しなければなりません。通常「素村(スムラ)」と呼ばれもします。

占い師

陣営
村人
役説明
夜の時間において、生存プレイヤーをひとり指定し、そのプレイヤーが「村人(白)」か「人狼(黒)」かが分かる能力があります。村人陣営にとって、人狼を探し当てる最大の武器であり、重要な役割を担います。

騎士

陣営
村人
役説明
夜の時間において、生存プレイヤーをひとり指定して護衛することができます。護衛されているプレイヤーは、もし人狼の襲撃を受けても、死亡しません。ただし、騎士は自分自身を守ることはできません。
特殊ルール
連続護衛あり/なし
連続して同じプレイヤーを護衛しつづけることができる<連続護衛あり>と、前日とは必ず違うプレイヤーを護衛しなければならない<連続護衛なし>があります。

霊能者

陣営
村人
役説明
夜の時間において、夕の時間で処刑されたプレイヤーが「村人(白)」か「人狼(黒)」かが分かる能力があります。人狼の残りの生存数を把握できることが強みですが、他にも、COすることで、自分が村人陣営であることを周囲に理解してもらいやすい役でもあります。襲撃されたプレイヤーの正体はわかりません。
特殊ルール
大霊能者
霊能者の強化バージョンとして、ゲーム中1度だけ、処刑された人の役職になることができるルールがあります。処刑された人の正体を知る能力の発動まえに、憑依を選択することで、そのゲーム中は、以後、憑依したプレイヤーがもっていた役職になり変ります(人狼陣営や第三陣営になることもあります)。憑依以後は、役職が変化するため、霊能の能力は使えなくなります。

共有

陣営
村人
役説明
はじまりの夜に、共有のカードを持っているプレイヤー同士は、互いを確認することができます。互いに「村人(白)」であることを証明し合える存在です。

ハンター

陣営
村人
役説明
死亡の瞬間(処刑・襲撃結果の際)にカードを表にし「ハンターです」と宣言し、生存プレイヤーの誰かを道づれに死亡します。必ず誰かひとりを選ばなければなりません。

怪盗

陣営
村人
役説明
はじまりの夜に、他のプレイヤーの役職とすりかわることができます。以後、なりかわった役職となりますので、ときには人狼陣営になることもあります。また、すりかえられたほうは、ただの村人となってしまいます。

人狼

陣営
人狼
役説明
昼は村人、夜はオオカミとなる魔獣です。はじまりの夜に人狼仲間を互いに確認することができます。占い結果、霊能結果、ともに「人狼(黒)」と伝えられます。夜の時間において、生存プレイヤーを指定して襲撃することができます。原則として処刑以外に死亡することはありません。

狂人

陣営
人狼
役説明
村が滅びれば良いと思っている村人で、人狼に味方します。占い結果、霊能結果、ともに「村人(白)」と伝えられます。また、勝利条件でも村人と数えられます。特殊な能力はなく、誰が人狼であるかも分かっていませんが、処刑されても村人の数が減る(≒人狼陣営の勝利条件に近づく)ことになるため、もっとも気軽に嘘がつける役職とされます。
特殊ルール
殺戮者
夜の時間において、殺戮者に対しアクションを行った者(殺戮者を占った占い師、護衛した騎士、襲撃した人狼など)を殺す能力を持っています。 人狼が殺戮者を襲撃した場合、夜の時間で殺戮者をいち早く指名した人狼が殺戮者の能力によって死亡し(GMが判断します)、殺戮者も襲撃によって死亡します。

妖狐

陣営
第三陣営
役説明
村人と人狼が争っている隙をついて、村をまんまと手に入れようとする妖怪です。人狼から襲撃を受けても死亡しませんが、占い師から占われると呪殺されて死亡します。また、処刑でも死亡します。勝利条件は「村人陣営」「人狼陣営」どちらかの勝利条件が満たされたときに、生存していることです。

てるてる

陣営
第三陣営
役説明
てるてるぼうずの精霊です。勝利条件は、処刑される(吊られる)ことです。特殊能力を持ちません。人狼ハウスでは3日目以降に処刑されたら勝ちです。

その他

人狼には、古今東西ざっと100種以上の役職が存在します。当店でもオリジナルの役職をたくさん考案しています。新しい役職、珍しい役職を試したい方はGMにご相談ください。

補足

ここで紹介した役職がすべてのゲームに登場するわけではございません。人数・要望に応じてゲームプランを提案いたします。